NLPコーチング 脳科学・認知心理学・哲学

NLPのエンパワーメントについて

 

私が所属しているNLP協会ですが、日本では他のNLP協会と区別するために、

全米NLP協会あるいはABNLPと呼ばれています。

 

その柱となっている最も大切なテーマについて、ご紹介します。

 

エンパワーメントとは?

 

「エンパワーメント」(empowerment)とは、日本語に訳すと

「自信を与えること」「力を付けてやること」という意味の単語です。

 

ビジネスの場で用いられる場合には、

「主体性の発揮」いった意味として使われています。

 

まず確かめたいことは、自分の人生において、

出来ない理由を述べる「影響側」

にいたいのか、

結果を出す側である「原因側」

にいたいのか、

あなたは、この方程式のどちらの側にいるでしょう。

 

原因側(Cause) > 影響側(Effect)

 

「影響側」の人は、いつも、出来ない理由を考える人で、

例えば、

「親のせいで勉強が嫌いになった」

「上司が悪いから成績があげられない」

「部下が悪いから成績があげられない」

など、いつもできない理由を他人や環境のせいにします。

 

このように、常に自分を正当化しようとするため、

失敗から何も学ぶことがなく、一向に自分の人生に進歩がありません。

 

一方、「原因側」の人は、どうかと言えば、

「どうすれば良くなるのか」

「どうすれば成功するのか」

常に自分の欠点を改善するように、物事を前向きにとらえるように行動します。

 

「影響側」の人の潜在意識には、

環境が変われば全てが変わるとインプットされています。

 

「原因側」の人の潜在意識には、

自分が変われば全てが変わるとインプットされています。

 

あなたはどちらのタイプでしょうか?

 

主体性を発揮する

 

もしあなたが「原因側」にいるのなら、それはとても良いことです。

 

なぜなら、あなたはきっと、どのような環境の中でも、

自分の能力と努力を信じて、主体性を発揮して、

自分の人生に責任を持つことができる人でしょう。

 

そしてこのポジションにいれば、NLPは大いに役に立ちます。

 

しかし、「影響側」にいれば、

これは、あまり快適なポジションではありません。

 

このポジションの人には、いつでも、何故できなかったのかという理由があり、

全ての失敗や悪いことは、他人や環境のせいだと考えるわけです。

 

そして、世の中の多くの人が、こちら側のポジションに所属しています。

 

もちろん、この考え方が悪いわけではありませんが、

「影響側」のポジションにいれば、悪い結果は自分のせいで起こっているのではなく、

周りや環境のせいだ、というわけですから、上手くいかなかった場合に

失敗から何も学ぶことがないのです。

 

バスを運転しているのは誰ですか?

 

「バスを運転しているのは誰ですか?」

これはNLPの開発者である、リチャードバンドラー博士の言葉ですが、

これは、じっくり考えてみる、価値のある言葉だと思います。

 

もしあなたが、「原因側」にいれば、あなたは結果を出すために努力をするでしょう。

 

何故できないのかという理由ではなく、どうすれば結果を出せるのかを考えて

それを実行に移すでしょう。

 

そして、もし結果を出すことができなかったとしても

何が上手くいっていて、何が上手くいっていないのかをフィードバックすることができ、

そしてまた、挑戦して前に進んでいくことができます。

 

しかし「影響側」にいれば、

そもそも人生とは自分がコントロールするものではなく、

周りや環境次第なのですから、

自分自身をコントロールする必要がないわけです。

 

そしてNLPは、自分で自分をコントロールして

結果を出すためのものですから、

「影響側」の人は、NLPを学んで主体性を発揮し、

自分が自分の人生をコントロールしていく必要もないわけです。

 

「影響側」にいる人は、まるで風に吹かれて、どこにたどり着くのかわからない

風船の様です。

 

右から風が吹けばその影響を受け、左から風が吹けばその影響を受ける。

 

自分では到達地点は設定できず、流されるままです。

ここには主体性はありません。

 

NLPの前提

 

NLPとは、これまでコントロールされっぱなしであった

自分の意識を、主体性を発揮してコントロールするためのツールです。

 

もし、NLPを学ぼうとしているのならば、

まずは、「原因側」のポジションにシフトすることから始めなければなりません。

 

そしてそのことを、あなたのクライアントにも教えなければなりません。

 

NLPを学ぶその最初の第一歩は、何故できないのかという理由を言うのはもう止めて、

どうすれば出来るのか、考える習慣をつけることです。

 

これは、この考え方自体が正しいとか、間違っているとかという議論ではありません。

 

この考え方こそが、NLPを学ぶ上での土台となるマインドであり、

この考え方を受け入れて初めて、あなたの中にある主体性が育っていくでしょう。

 

ですから、最初はそのような振りをするだけでも良いでしょう。

 

そしてこれが、NLPを学んでいく、しっかりとした土台となり、エンパワーメント、

つまり、主体性を発揮するあなたの力になるのです。

 

 

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