皆さんは、スピーチやプレゼンなど人前で話すことは得意ですか?
スピーチも、場数を踏むと慣れてくると思いますが、
慣れないうちは、たとえ少人数でも、やはり緊張しますよね。
人間であれば、よく観られたいという欲求は必ずあるので、
恥をかく恐怖や、不安が募ってしまうのも無理はありません。
とはいえ、社会生活していると、年に何度かは人前で喋る機会は訪れます。
スピーチの前日は不安で夜も眠れない、という人もいるかも知れませんが、
緊張を完全に無くしてしまうことはできないまでも、
何とか平常心でスピーチできるようになるための訓練方法は、確かに存在します。
社会不安障害とは、どんな障害?
アメリカでの調査で、人が恐怖を感じるランキングである恐怖症ランキングで、
ずっと高所恐怖症が、恐怖症ランキングの一位でした。
ところが、2014年に逆転し、パブリックスピーキング恐怖症が、トップになりました。
パブリックスピーキング恐怖症とは、つまり、
人前で、スピーチすることに対する、恐怖症です。
人前で話すということは人間にとって、それくらい、恐怖なのです。
人前に出ると緊張する、赤面恐怖、視線恐怖といった症状は
「社会不安障害」といわれるようです。
なかには、自分だけの特有の症状だと思い込み、誰にも相談できないまま
大きな劣等感を持ってしまい、「うつ病」になってしまうなど、引きこもってしまう人も
いるようです。
何とか「あがり症」を克服する方法は、無いのでしょうか?
NLPのアンカリングとは?
人間は、何もプログラムされていない、まっさらな状態で生まれて、
その後、様々な人生経験「体験」と言葉「言語」による刷り込みで、
様々な「プログラム」を身に着けて生活しています。
このような「あがり症」の人は、過去に人前で話しをして、上手く話せずに、
恥ずかしい体験(赤面や震え)をしたことから、その時の身体の状態が潜在意識の深い層に、
「人前で話す」=「恥ずかしい」(赤面する)
「人前で話す」=「恐怖」(震える)
と、刷り込まれて(形状記憶されて)しまったため、人前にでると、反射的に赤面したり、
震えたり、自分の意志で身体をコントロールできなくなってしまったのです。
最新の心理学であるNLPでは、このような、
「人前で話す」=「恥ずかしい」
「人前で話す」=「赤面や緊張する」
などの条件付けを、潜在意識の層から書き換えるテクニックがあります。
それは、ある「刺激」と、望む「反応」を意図的にリンクさせるテクニックです。
このテクニックを、NLPでは「アンカリング」と言い、どのようなシーンでも、
自分の望ましい状態を、船の錨をおろすように、心身に定着させます。
そして、「あがり症」として身に付いた条件付けである、
「人前で話す」=「恥ずかしい」
「人前で話す」=「赤面や緊張する」
という「刺激」と「反応」のリンクを、
「人前で話す」=「楽しい」
「人前で話す」=「気持ちいい」
という条件付けに変えることで「あがり症」を克服させるのです。
具体的な、書き換えテクニックとしては、
「アンカー」として、人生で一番リラックスしているシーンを思い浮かべて記憶します。
そして、アンカーを引き出すためのスイッチとなる、
例えば「親指を逆の手で強く握る」などの「トリガー」を設定します。
最後に、落ち着ける場所で、ゆったりとリラックスした状態で
「アンカー」となる、人生で一番リラックスしているシーンを思い浮かべながら、
「トリガー」となる、「親指を逆の手で強く握る」などの動作を行い、
「アンカー」と「トリガー」の紐づけを、潜在意識の層に記憶させます。
そして、実際のスピーチの際に、「親指を逆の手で強く握る」動作をすることで、
いつもは「あがる」シーンを、反射的にリラックスした状態に戻します。
このように、NLPの「アンカリング」のテクニックを使うことで、
無意識の層に書き込まれた条件付けを、効果的に書き換えることができるのです。
リアルな体験で場慣れする
しかし、一度、潜在意識の深い層まで刷り込まれてしまった条件付けは、
そう簡単には変えることは難しいのが本当のところです。
理論的にはわかっていても、一度、潜在意識に刷り込まれてしまった
このような条件付けは、繰り返し繰り返し上書きする必要があり、
意識的にコントロールしようとしても、簡単には変えることはできません。
私の経験上、一番確実なところでは、まずは、話し方教室に通うなど、
リアルに、あがりながらも人前で会話することに慣れることで克服する方法が
一番効果が高いと思います。
あがり症克服のためと事前に皆に伝えて、理解してもらって、
「あがることは、恥ずかしい事ではない」とポジティブな思い込みを持ちながら
スピーチすることで、人前で話すことに対する恐怖はかなり軽減されると思います。
私も若いころは、あがり症で、人前で話すことに、物凄い抵抗と苦痛を感じていましたが、
「清水の舞台から飛び降りる」ような必死の覚悟で、塾講師の仕事に飛び込んで、
あがり症を克服しました。
初めはやはり、物凄い苦痛を感じていましたが、人は習慣の生き物といわれるように、
繰り返し繰り返し、人前に立つことで、少しずつ、あがらずに人前で話すことが
できるようになりました。
ヒプノセラピーによる潜在意識の書き換え!
もう一つは、ヒプノセラピーなどの催眠療法で、潜在意識の深い層に
「人前で話す」=「楽しい」
「人前で話す」=「気持ちいい」
という暗示を与えることで克服する方法もあります。
長い人生で刷り込まれた「あがり症」などの強い恐怖は1回の暗示での克服は
難しいかもしれませんが、連続してヒプノセラピーに通うか、
もしくは、自立訓練法などの自己暗示療法を併用しながら、長期的に計画を立てることで
少しずつ改善がみられると思います。
社会で生活していると、少ない人でも、人前で話すことが、
最低、年に1、2回はあると思います。
余計なストレスを浴びないためにも、また、楽しく人生を生きていくためにも
もし、人前で話すことに不安がある方は、問い合わせフォームからご相談ください。
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今日も潜在意識に成功イメージをインプットして、一日を過ごしましょう!!