エネルギーワーク 気功 瞑想

ストレス解消と気功、仙道について

私(YSAU)が、最も力を入れているアンチエイジング技術である、

「気功」とは何か?

についてこれから説明いたします。

 

気功は、究極のアンチエイジングとして、不老不死を目指す修行法であり、

仙人になって精神的、肉体的な束縛から解放される道を探究します。

究極のアンチエイジング技術

気功を修練して、精神的にも肉体的にも解放され、ストレスフリーな状態になり

古い細胞が全て入れ替わると300歳はおろか1000歳以上、更には不老不死として

永遠に生きられるようになると言われています。

 

一見すると荒唐無稽に思える話ですが、「量子力学」によって、意識が現実を作っている

という事を説明することができます。

 

そして気功は、その意識の深層にある潜在意識を書き換え、「波動」を調整して、

「物質的」な肉体を、より精妙な「気」の身体に書き換える技術なのです。

 

この前提で、この先の記事を読み進めてください。

「二重スリット実験」の結果による「量子力学」の見解

  • 「量子力学」では、人間を含めた宇宙の万物は「素粒子の塊」で、この世は素粒子が放つエネルギーの干渉が無秩序に広がっているだけの「波動」の世界であるということが解っています。
  • また、「量子力学」では、「二重スリット実験」の結果から、人が意識することで「波動」(波)が、初めて「粒子」(物質)としての性質をもつ、と結論づけられています。(なぜそうなるのかは、未だに解明されていませんが。。。)
  • 簡単に言えば、宇宙は素粒子の干渉した波「波動」の広がりでしかないが、人が意識して初めて世界は「粒子」として物質的に存在することができ、人の思いが現実を作っているという事です。
  • そして、このことから潜在意識を書き換えることで、現実を如何様にも変化させることが可能である、ということが解ります。

霞を食べる仙人とは?

仙人をウィキペディアで確認すると、大きく以下の3つの記載がありました。

  1. 中国本来の神々や修行後、神に近い存在になった者たちの総称。
  2. 仙人は仙境にて暮らし、仙術をあやつり、不老不死を得る。
  3. 自分の体内の陰と陽を完全調和して、道教の不滅の真理を悟る。

上記をまとめると、仙人とはヨガや仏教で言われている悟りの境地を体得した存在、

と解釈できそうですが、いったいどの様にして、不老不死の身体を得るのでしょうか?

 

仙人といえば、霞を食べて生きていると言われていますが、

実は「服気法」という呼吸を伴う特殊な気功によって、気を体内に吸収しているさまが

まるで霞を食べているように見えるため、そのように言われるようになったのです。

 

仙人になるためには?

仙人になるための修行は、一般的な気功の功法によって、

身体を整えて、気が流れやすい状態にするところから始まります。

 

そして、気を練って、肉体を物質的な身体から気の身体に再編成させる

内丹法である「練丹」に進みます。

 

その後、瞑想などの内観法を通して、身心を脱落放下して、根源的な「道」(タオ)を

体得することを目指します。

 

「道」(タオ)とは、天地自然、宇宙の大原則で

「物」すなわち外界の全てと「我」すなわち自己とが一体化した

ワンネスの境地である「神我一如」の状態になることで体得することができます。

 

具体的な修行法は?


放鬆功

先ずは、準備運動として、「スワイショウ」(手を投げ出すように振る動功)や

「鞭手」(鞭のように手をしならせて身体の力みをとる動功)や

「揺法」「震法」(身体を揺らせたり、身体を振動させる動功)などを行います。

 

力を抜いて、ただ揺さぶるだけのリラックス運動で全身を脱力させて

力みを取り、全身を気の流れやすい状態に整えます。

 

導引

続いて導引として、「引体」で身体を伸ばし関節をほぐすストレッチ運動を行い、

「導気」でリラックスして呼吸を整えて、「按摩」によって身体や内臓のコリをほぐします。

 

「咽津」「叩歯」「漱口」などを行い、唾液を飲み、舌で歯茎をマッサージします。

 

これらの「導引」により、日頃のストレスや疲労で溜った体内の不純物や気の滞りをとり、

全身の気の流れを改善して、自然治癒力を最大限に活性化して、身体の不調を整え

常に若々しい身体を保持して、病気知らずの健康体を手に入れます。

 

調息、服気

気功では、呼吸法の全てを包括して「調息」と呼んでいます。

そして、「気」には内気」と「外気」の2種類があります。

 

「内気」とは、自分の体内に取り入れた気のことで、

「外気」とは、自分の外部にある気のことになります。

 

「調息」の中の「服気」は吸う息ともに、体内に入れた「内気」を

口と鼻を閉ざして口腔内に閉じ込めて、丹田に吸収するようなイメージで飲み込みます。

 

この際に、霞を食べるような動作を行うことから、仙人は霞を食べて生きている、の所以。

その後、主要な経穴で「内気」を止めて「温養」しながら移動させ、最後は太陽神経叢に

蓄えます。

 

太陽神経叢に溜めこんだ「内気」を自分の望む身体の部位(不調な箇所など)に

移動させる法が「行気」です。

 

「服気」によって「内気」を太陽神経叢に蓄えた後、体内で循環させる法が「練気」で

後述の「小周天」などの「練丹」につなげていきます。

 

また、母胎の中で無呼吸の状態でありながら生きている、ほとんど呼吸していないような

微妙な呼吸の状態を「胎息」といい、「坐忘」を行う際の究極の呼吸法と呼ばれています。

 

練丹

放鬆功、導引を行い、身体を整え、調息で呼吸を整えた後、

仙道の最も重要な修練である練丹に入っていきます。

 

先ず、意識で身体に流れる気をコントロールする「意念」を覚えて、

以下の流れで毎日地道に修練を重ねることで、少しずつ潜在意識を書き換えていきます。

  • 「築基」で意念により暖かい気(陽気)を発生させる(煉己築基)
  • 「小周天」で「精」を練って「気のエネルギー」に変える段階(練精化氣)
  • 「大周天」で気を練って「神」に昇華させる段階(練氣化神)
  • 「出神」で陽神を体外で操り、肉体を陽神と同化させる(練神還虚)
  • 「白日升天」で肉体を気化させ虚空に消え去る段階(還虚合道)

※「陽神」とは、気で作った自分の分身で、純粋なエネルギー体

 

練丹の5つのステップ

step
1
煉己築基(れんこちくき)

丹田に、意念により暖かい気(陽気)を発生させる

step
2
練精化氣(れんせいかき)

精を練って気に変え体内にめぐらす段階

step
3
練氣化神(れんきかしん)

気を練って陽神をつくる段階

step
4
練神還虚(れんしんかんきょ)

陽神を鍛えて空間、時間を超えられるようにし、

最後には肉体も陽神と同じ状態にまで引き上げていく段階

step
5
還虚合道(かんきょごうどう)

陽神も肉体も含めた自分という存在を消滅させていき、

「道」タオという根源的なものに戻す段階

坐忘

「還虚合道」では、「もうこの段階ではやることはなにもない、ただ坐忘するのみ」

の仙道の最終段階で最終の境地となり、自我が完全に消滅した状態です。

 

仙人になるとどうなるのか?

仏教やヨガでは悟りを開くまでが修行のゴールですが、

仙道では悟りを開いて、そこから本当の修行がスタートします。

 

悟りを開く前の人間は、自分の意思とは関係なく、出来事や現象に対して

いつもの癖や習慣から条件反射的に、無意識に行動してしまいます。

 

そして、その無意識の行動は、自分の意志では制御することが極めて難しいのですが、

自分を制御できずに自己嫌悪に陥ることが多いと思います。

 

悪いことだとわかっているけどやめられず、自分を責めて自己嫌悪に陥り、

負のスパイラルとなり、苦しい状況が繰り返されます。

 

仙道では悟りを開くことにより、条件反射的に動いてしまう無意識の自分の行動を、

行動と意識を一体化させることなく、客観的に別の次元の意識(観察者としての意識)から

眺めることが可能となります。

 

そして、無意識に行動する悪い習慣から脱却して、煩悩を滅しつくして、

何ものにもとらわれることなく自由になり、完全にストレスから解放された

意識状態となることを目指します。

 

更に修行を重ねていき、固形物による食事を取らず、服気法など食事以外の方法で

エネルギーを摂取できるように身体と意識を書き換えていきます。

 

服気法などにより、固形物以外のものからエネルギーを摂取できるようになると、

消化後の排泄物となる固形物のカスや、農薬や添加物などの毒素を

身体に取り込むこともなくなり、肝臓への負担が減ります。

 

また、消化と排泄で無駄にエネルギーを消費することがなくなることで、

免疫力がアップして完全な健康体に近づくことが可能となります。

 

最終的には練丹で気の身体(陽神)を練っていき、肉体を気化させて仙道の奥義を極めて

「白日升天」で完全に空気に溶け込み、不老不死を手に入れることになります。

 

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