世の中には、成功哲学のセミナーや書籍やコミュニティーなど様々な情報が
飛び交っています。
それらの情報は、以下のような内容ではないでしょうか?
- 結果を出すには続けることが大事
- 情報共有できるコミュニティに入り成功者と常に接する
- 成功者の真似をして、人一倍努力する
確かに納得できる内容なのですが、
果たしてそれだけで成功することができるのでしょうか?
実際には、
- 人一倍努力しているのに思った以上に結果が出ない。
- 成功者の輪の中に入りたいと思っても、輪に入るのが億劫。
- 起業して3年になるが、何も結果が出ていない。
- 多くの起業や投資に関する書籍を、読んでも収入は増えていない
いかがでしょうか?
この様な状況は、正しいセルフイメージの持ち方を理解していないところから
努力が空回りして、無駄な努力となっている可能性が高いと思われます。
こういった状況を改善するためには、セルフイメージを理解して
気功で内部表象を書き換えるところからスタートする必要があります。
セルフイメージを高めるとどうなるのか?
一言でいうと、セルフイメージとは、自分に対する思い込みで、
内部表象は私達が認識している全てです。
簡単に言うと、内部表象とは、「あなたの認識している世界の全て」のことで、
内部表象がポジティブに書き換わると、当然、セルフイメージが上がります。
我々が生活している環境や、今、起きている現実の全て、性格や思考パターンによって
良いとか悪いとかのレッテルを張り、そのフィルターを通して自分が認識している全てが
内部表象の結果として現実世界に表れています。
さらには現在の心の幸せや、金融資産、未来のビジョンやゴールなども、内部表象の結果
として現実世界に表れていきます。
もし今、あなたが貧乏ならば、貧乏になる選択を自分で無意識に行っているからなのです。
そこを、お金持ちになる内部表象に書き換えることが豊かさを手に入れる近道なのです。
セルフイメージの意識と無意識の領域について
セルフイメージは意識の領域と無意識の領域、2つの領域があるのですが、
セルフイメージは無意識の領域による影響が特に大きいのです。
最新の脳科学、認知科学では、人間の1日の行動の約95%は無意識で行っていると
言われています。
例えば、「自分は億万長者になる」と意識の領域で何回も自分に言い聞かせても、
無意識の領域で「自分は億万長者の器ではない」と無自覚に否定してしまうことで、
約95%を占めている無意識の領域の行動によって、そのように具現化してしまうのです。
人一倍努力しているのに成功できないのは、このように意識の領域でイメージしている
成りたい自分と、無意識の領域にある無自覚なセルフイメージとの間にギャップがある
ことを知らないからなのです。
なぜセルフイメージを高められないのか?
では、なぜセルフイメージを高められないのかというと、
無意識の領域を成功者のセルフイメージに書き換えることが難しいからです。
というのも、無意識の領域を成功者のセルフイメージに書き換えるためには、
成功した経験をする必要があるからなのです。
成功の経験がない今までの自分から、成功者のセルフイメージをどのように
創り上げるのでしょうか?
その状態では、いくら成功者のセルフイメージを創り上げようとしても
成功を知らない今までの自分では、真の意味での成功者の行動をイメージすることが
できないのです。
表面的には意識が変わったと自らに言い聞かせてみても、潜在意識から変わっていないので
所詮は今までの自分のセルフイメージと何一つ変わっていないのです。
これが、セルフイメージを簡単には高めることができない理由です。
セルフイメージを高めるには?
私たちには無限の可能性があるのですが、
それに気付いている人が殆どいないことは大きな問題です。
今、現実世界で発生している問題の全ては自分で引き起こしています。
仏教でいうところの自業自得。
「自業」=「自分の行い」
「自得」=「自分が結果、運命を得る」
「自分の行いの報いを自分が受ける」という意味です。
人間は自分のセルフイメージによって全ての行動を選択していますが、
その行動の結果も当然、自分で受け取ってしまうのです。
すなわち今のあなたは、過去のセルフイメージの状態が具現化された姿なのです。
気功には内部表象を書き換える技術があります。
そして、内部表象を書き換えてセルフイメージを高めることで普段の行動を無意識の
レベルから変えていきます。
ヨガにも同様に、潜在意識を書き換えるヨガ・ニドラーという仰向けで行う
「眠りのヨガ」があります。
眠りに入る直前の、強いα波が出ている状態を意識的に作り、シャバ・アーサナの姿勢で
行う瞑想法ですが、仰向けになりながら「サンカルパ(願望)」を心の中で唱え続けます。
なりたい自分のゴールをイメージしながら潜在意識へと刷り込むことで、
未来のゴールを具現化するための内部表象の書き換えを行います。
内部表象とは、マインド(脳と心)であり、「情報空間」である(心)が書き換われば、
「物理空間」である(身体)が書き換わり、行動もそれに応じて変わります。
情報世界の価値観に対して、ポジティブな働き掛けをしていくことで、
内的世界に変化が現れ、物理世界の行動も変化して、その結果としてゴールの達成率が
飛躍的に向上することが期待できます。